事業計画書を作成する時に忘れてはいけない3つのポイント

 

 

事業計画書を作成する時に忘れてはいけない3つのポイント!<その1>

ポイントその1は、「その事業計画書で、実際に行動できますか?と言うことです。

 

事業計画書を初めて書くときは、何らかの雛形テンプレートを見て書くかもしれませんが、雛形やテンプレートを埋めただけでは事業計画書には、残念ながらなりません

 

事業計画書は、文字通り事業をどのように経営していくかと言う計画を書いたものです。つまり、この計画を基にして、行動(経営)を行うということです。

 

でも、ひな形やテンプレート通りに作っても、実際の行動計画になっていなければ、意味はありません。と言うより、逆効果です。

 

何が逆効果と言うと、自分自身のために事業計画書を作ったとして、それに行動が伴わなければ、意味はありませんし、銀行借入融資などの資金調達のために事業計画書を作ったとして、内容が伴わなけれは銀行借入できませんし、もし融資されたとして、その後の事業計画書通りに事業が進んでいなければ、次の融資のハードルが上がることになります

 

よって、事業計画書は、ひな形テンプレートを使っても良いですが、出来上がりの状態では、自社の状況に合わせて、実際に行動できるレベルにまで落とし込む必要があるのです。

 

 

事業計画書を作成する時に忘れてはいけない3つのポイント!<その2>

ポイントその2は、事業計画書は、会社の物語になっていますか?=整合性が取れていますか?」と言うことです。

 

事業計画書を数多く見ていると、「これは、税理士さんが作ったな」とか「中小企業診断士さんが作り方を教えたのだろうな」とか「ひな形やテンプレートそのままだな」とかが何となく分かります。

 

それは、それでも良い場合もあるのですが、「会社の物語」になっていない場合(=過去、現在、未来の整合性が取れていない場合)も多いのです。

 

事業計画書は、「計画なので未来のことだけ」を書くと思われがちです。

 

でも、未来のことを書くためには、「過去を含めた現状がどのような状態で、そこからこのような行動をするから未来がこうなります。」と、過去、現在、未来が一つの物語でつながっている必要があるのです。

 

でも、ひな形テンプレートばかり気にしたり、経営数値ばかりに目が囚われたり、経営分析ばかりに視点が行っていると、過去、現在、未来がぶつ切りになり、整合性が取れていない計画書になってしまいます。

 

これでは、ポイント1と同様に、行動できない事業計画書になってしまい、他の人が読んでもこの会社を応援しよう(融資、投資をしよう)と思わない事業計画書になってしまうのです

 

逆に、物語になっている事業計画書を読むと、感動すら覚えて、「この会社の応援したい」と言う気持ちが沸き上がります。

 

ぜひ、事業計画書作成する際は、形だけに囚われるのでなく経営にかける「熱い想い」を過去、現在、未来に向けての物語に込めて書いてみてくださいね

 

事業計画書を作成する時に忘れてはいけない3つのポイント!<その3>

ポイントその3は、事業計画書を作る中心は経営者です!」と言うことです。

 

事業計画書と言うと「経営数値を書くもの」とイメージされている方もいます。そうすると、経営者自身が「経営数値だから経理担当者がやればよい」とか「税理士さんに任せればよい」となることもあります。

 

でも、その2でもお話ししたように、事業計画書には会社に対する「熱い想い」を込める必要があります。これは、経営者が中心になるほうが良いはずです。

 

さらに、言えば、事業計画書は、未来の経営数値について記載する必要があります。でも、経理担当者や税理士さんが普段、扱っている数値は過去のものです。しかも、税法などの法律に基づいて一円単位も間違わないように作成されます。事業計画書は未来の数値ですので、法律などがあるわけでなく細かい数字よりは、まずは大枠でとらえる性質があります。

 

つまり、何が言いたいかと言うと、「過去と未来の違い」「正確性重視と大枠を捉えること重視の違い」など経理をやるのと、事業計画書を作るのは全く性質の違うものです。よって、経理担当者や税理士さんに任せたと言っても、彼らも困ってしまうのです。

 

その1やその2でお話したように、事業の行動計画物語熱い想いが無ければ、数値も作れないからです。これらがあれば、後は数値に落とし込むだけなら、経理担当者や税理士さんにお願いするもの良いですが、事業計画書の骨格は経営者が作り上げる必要があるということなのです。

 

 

事業計画書を作成する時に忘れてはいけない3つのポイント!<まとめ>

ポイントのまとめです。今回のポイントは、事業計画書の作り方の細かい作業のポイントと言うよりかは、意識面のポイントに絞ってお話ししました。

 

でも、この意識面をしっかりと認識できるかどうかが、その後の事業計画書を作成する時およびその後の運用に大きな影響を及ぼします。

 

事業計画書を作成する目的はいろいろあるはずです。

起業したばかりの時に、自分の行動計画のために

銀行借入融資のために

助成金補助金の申請のために

事業を拡大や安定させるために

・従業員に向けての会社の方針を示すために

投資家・株主のために

上場準備株式公開準備のために

予算制度予実管理予算統制差異分析)のために

M&Aのために

と。

これらすべてに、今回の3つのポイントは重要です。ぜひ、今回の、「事業計画書を作成する際に気を付けるべき3つのポイント!は、押さえて置いていただきたいのです。

 

 

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