SWOT分析  : 戦略的事業計画書(売上UP・資金調達・上場準備・株式公開準備・M&A)用語集

SWOT分析とは、

SWOT分析とは、経営戦略立案する時に使う手法の一つ。会社経営の取り巻く環境を【強み 】(Strengths)、【弱み】 (Weaknesses)、【機会】 (Opportunities)、【脅威】 (Threats) の4つの要因分けて、分析し、それを経営戦略に活かそうとするものです。

 

経営戦略は、そのまま事業計画書に記載していくということを考えれば、経営戦略立案時に使うSWOT分析は、事業計画の中心となる考え方でもあります。

 

SWOT分析のやり方など(事業計画書との関係)

上記のように、SWOT分析は、経営戦略立案事業計画書作成時に良く活用される手法です。

 

よって、「起業家が起業する時」、「企業が銀行から借り入れをする時」、「投資家ベンチャーキャピタルから投資を受ける時」、「M&Aする企業」など、様々な場面でSWOT分析は活用されます。

 

よって、戦略的事業計画書の作成では、現状把握現状分析としてSWOT分析を活用するところから始まります。これがないと、経営戦略経営戦術も立てられません。それは、現状と、未来のギャップを埋める中長期行動が経営戦略であり、短期行動が経営戦術だから、現状が無ければギャップが生まれず、行動計画も立てられないのです

 

なお、戦略的事業計画書とは、単なる数字合わせの事業計画書はなく、戦略的に(中長期的視野で)事業計画書を立案することです。よって、資金調達のため・融資のための(銀行借入)だけでなく、売上UP(つまりマーケティングに活かす)ことや、上場準備・株式公開準備のために活用することや、人材育成、組織改善にも活用できるものです。

 

特に、上場準備・株式公開準備の中でも、事業計画書の策定は重要なポイントを絞めます。それは、上場審査でも成長性の有無を確認されますし、事業計画書(予算)と実績を分析し次に活かすことも求められますし(差異分析予実管理)、上場後は投資家に対して精度の高い事業計画を発表ディスクローズ)することが求められます。

 

では、SWOT分析をやる方法です。まず、自社の取り巻く環境を外部環境内部環境に分けます。

 

外部環境とは、自社ではどうしようもできないもので、景気の動向や政治や規制とか業界環境、技術の進歩などです。

 

内部環境とは、自社内のことが中心となり、社内の風土、従業員の特性、社内の技術力などです。

 

これら外部環境と内部環境に分けた後、外部環境に対して、自社への影響として、「機会」と「脅威」がどんなものがあるか分析していきます。次に、内部環境に対して、「強み」と「弱み」がどんなものがあるか分析をしていきます。

 

このように、分析したものがSWOT分析であり、そのSWOT分析により導き出されたものを基に経営戦略を立案していくことになります。

 

SWOT分析の注意点など

SWOT分析の「強み」と「弱み」は分析がしにくいものでもあります。例えば、自社が強いと思っていても、他社との差別化が出来ていなければ、強みにはなりません。

 

よって、自社の「強み」「弱み」と言っても、自社だけで分析しても「強み」「弱み」は分かりません。そこで、通常は、競合他社と比べての「強み」「弱み」を分析するのですが、これまたそもそも、今の時代、何が競合他社になるかはかなり難しくなります。

 

例えば、自動車会社の競合他社は、他の自動車会社の場合もあれば、若者を対象にしているのであれば、携帯電話会社が競合他社になる場合もあるのです。

 

これでは、競合他社をどこと捉えるかによって、「強み」「弱み」が変わるので、「会社同士の戦い」の視点として、SWOT分析をしようとすると、間違ってしまうのです。

 

では、どうすればよいか?と言いうと、「お客様の視点」で見ることです。「お客様から見て、この会社を選びたい」=「強み」であり、「お客様からみて、この会社は選ばない」=「弱み」なのです。

 

SWOT分析と言う言葉は、様々なところで使われていますが、実際に明確に分析が出来るかどうかは、これらの注意点を忘れないように分析する必要があるのです。

 

 

※戦略的事業計画書(売上UP・資金調達・上場準備・株式公開準備・M&A)作成支援のための「用語集シリーズ」です。
※戦略的事業計画書作成(売上UP、資金調達・上場準備・株式公開準備・M&A)に関する相談及び会社に関する問題解決の相談は・・・

http://keiei-consult.com/?page_id=68